2020年の2月3日は節分です。そして翌日の2月4日立春です。 「春」の文字が出てきました！暦上は春ですよ。春が近づいてます。
節分と立春にあたるこの日はどんな風に過ごせば良いのか改めて見直してみたいと思います。
節分とは
実は節分は年に4回あります。「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のこと。
旧暦では立春から新しい年のはじまり。立春の前日の節分（２月３日頃）は、大晦日に相当する大切な日にあたります。
節分は冬の終わりの日、翌日から新しい季節が始まる区切りの日となります。
大晦日に値する節分は要らない物を処分するのに最適な日ともなります。また、今年の2月３日は一粒万倍日です。一粒万倍日とは「縁起の良い日」として知られています。一粒万倍とは一粒の籾が 万倍にも実る稲穂へと成長するという意味です。 月の満ち欠けも満ちている時期なのでエネルギーを吸収しやすい時期でもあります。その為、食べ過ぎてしまうと…吸収しますので要注意です。
要らない物はすべて処分し、何かを始めるのに適している。今年の2月３日はそんな一日です。
新しい季節の変わり目のこの日。 季節の変わり目には邪気が入りやすいので 新たな1年の前に邪気を払う！ その1つが豆まき。
一般的に使うのは大豆ですが、最近では落花生を使う家庭も増えています。その理由が落花生は「芽が出ない」「散らばりにくく拾いやすい」「殻がついているので拾って食べることに抵抗がない」確かに！と納得してしまいます。ちなみに発祥は北海道のようです。
あ！豆をまく人！これは年女もしくは年男が縁起が良いとされています。
是非、 邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込みましょう!！
恵方巻
恵方巻きは、恵方を向いて食べる 。しかも笑いながら食べ終わるまではお喋り厳禁！なんていうお話も。
今年の恵方は西南西。19時頃に金星の輝く方向が目印です。
さてさて食べ方ですが。太巻き一本づづ用意。福を巻き込むことから巻き寿司縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切ってはいけない。七福神にあやかり、7種類の具が入った太巻きが望ましい。巻き寿司を鬼の金棒に見立て、それを食べて退治する！のだそうです。
んで恵方。その年の歳徳神がいる方角のことを言います。何事も吉とされている恵方を向いて食べます。
しゃべると運が逃げてしまうので、食べ終わるまでおしゃべりせず。ひたすら食べることに集中。さらに、目を閉じて食べる、笑いながら食べるという説もあります。 目を閉じるのは…食を楽しめない気がしますが…
立春とは
1年で最も昼の短い日の冬至と、昼と夜が同じ長さの春分の中間が立春です。 そして、暦の上ではこの日から春のはじまり！となります。
日本暦の「八十八夜」（はちじゅうはちや）とか「二百十日」（にひゃくとおか）というのは立春から数えた日にちです。
寒中見舞いは、この日迄となっています。
