2020年5月5日放送回TBS「マツコの知らない世界」
俳優・風間俊介が語る超ディープ目線な東京ディズニーリゾートの世界が放送されました。
「マツコの知らない世界」とは
TBS 毎週火曜日20時57分から放送中。
マツコとゲストの本音のガチバトル!
あのマツコ・デラックスも知らない世界へようこそ…マツコとゲストが1対1でサシトーク!
あらゆるジャンルのゲストが登場し、トークを繰り広げます。
ゲスト自ら得意ジャンルや、現在ハマっているものを企画として持ち込み、マツコにプレゼンしていくというスタイルの番組です。ゲストごとに繰り広げられる独自の世界観と、自然体のマツコだからこそできる鋭いツッコミが見所です。番組公式ホームページより
ガチバトルです。まさしく! その世界を愛してやまない人々から、その世界を案内されます。その視点の凄さに毎回、目から鱗です。そう見るんだ!という観点の凄さです。そもそもそこに気付けたからこそ住人になれるのですよね。何かに特化できる素晴らしさを表現してくれる番組です。
マツコ・デラックスとは
生年月日:1972年10月26日
出身地:千葉県千葉市
身長:180cm
所属事務所:ナチュラルエイト
日本のタレント…司会をし冠番組を持つ女装タレント・コラムニスト・エッセイスト。
「嫌いは好きの裏返しホントの嫌いはさようなら」この言葉が刺さった人は多いのでは。マツコの著書「世迷いこと」の中での言葉であり、本書の帯にもなっている名言。
風間俊介とは
風間俊介(かざましゅんすけ)
生年月日:1983年6月17日
出身地:東京都墨田区
身長:160cm
所属事務所:ジャニーズ事務所
日本の俳優。ジャニーズの俳優組。ドラマや映画だけでなくバラエティも安定のトーク。2013年に元女優・河村和奈と結婚。
東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートは千葉県浦安市舞浜にある日本最大のテーマパーク群。
Wikipedia参照
「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」の2トップのテーマパークに加え、ディズニーブランドホテル。運が良ければシンデレラ?と思うようなウェディングドレスの花嫁さんを見かけることも。
イクスピアリといった複合商業施設もあり、パークだけでなくショッピングも食事も映画も楽しめる。
リゾート内にはモノレールが走っており移動も便利。誰もが笑顔になる場所。
東京ディズニーリゾートと風間俊介
ジャニーズの風間俊介が語る東京ディズニーランド!
そう聞いたら、もう期待するのは太陽のもとでキラキラのディズニー!もしくは夜のライトアップでしっとりディズニー。そんなことを期待し番組スタート!
番組のタイトル:俳優・風間俊介が語る超ディープ目線な東京ディズニーリゾートの世界
あれ?ディープ…深い…。あ。一般的なところよりも深堀ってことですね。
そう解釈し番組を見ていると、その解釈の違いに衝撃でした。
東京ディズニーランドの特集に欠かせない内容。
1.隠れミッキーの場所
2.アトラクションの効率の良い回り方
3.パレードが良く見えるスポット
この3つの紹介はない。あっさり序盤でブッた切られました。
ディズニーの年間パスポート
風間俊介は、年間パスポートを保持している生粋のディズニーの住人。通称「年パス」ですが、この年パスは3種類あります。
2パークパスポート:その名の通り2パーク!ランドもシーにも入園可能パスポートです。99,000円(2020年)
ランドまたはシーの単独年間パスポート:68,000円(2020年)
その他にも数種類パスポートがあります。
詳細はTOKYO DISNEY RESORT公式ページへ
風間俊介にとってディズニーリゾートはくつろぎの場所
初めてパークに訪れたのは1歳の時だとか…。
そして11歳の時に自身のお年玉やおこずかいで年間パスポートを手に入れたと番組の冒頭で語っていました。
マツコ曰く「記憶に残る前からの英才教育!」(こういう何気ない言葉の表現にマツコの魅力を感じます。)
20年以上にわたり年パスを保持しているのだそうです。
風間曰く、「東京ディズニーランド」この名前が既に1つのブランドであると。
確かにそうですね。
「東京ディズニーランド」パークに訪れたことがない人がいたとしても、その名を知らない人はいるでしょうか。日本全国老若男女が知っている「ブランド」ですね。
その風間俊介はインパ(パークに入ったことの略語)したら、お気に入りの場所で本を読んだり、ドラマ撮影中であれば台本を読むそうです。ディズニーランドもしくはディズニーシーで。
アトラクションに向かって猛ダッシュではなく、優雅に歩く。そしてお気に入りの場所へ行き。くつろぐ。
ココ!ここまでディズニーランドやシーへ通うことができたら、どんなに幸福な生活なんだ!!と行き足りない私には衝撃でした。
超 カリフォルニア ディズニーランド マップポスター 1960年代頃 Walt Disney’s Disneyland Magic kingdom VINTAGE
東京ディズニーランド
反時計回りの法則
インパした風間俊介は、ワールドバザールを抜け「左から周る」のだそうです。
マーケティングの世界で「左回りの法則」と呼ばれるものがあるそうです。時計回りと反対周りですね。
例えば、コンビニなどで入口から入って左側に商品を売れる順番に並べる。その配置が消費者の目に留まりやすい配置なのだそうです。
なのでディズニーランドに当てはめると、トゥモローランドから回るが一般的。
しかーし!風間俊介は逆です。左回り、時計回りです。
(手元にあったパーク地図を撮影したので見ずらくすみません(;’∀’))
風間俊介は、インパしてワールドバザールを抜け、左回りアドベンチャーランド方向へ向かうんです。
実は私も左回りが好きです。理由は「みんなが右へ行くから」です(笑)
でも風間俊介は、時計回りに回る7つのテーマランドの楽しみ方として、過去から未来へ進むと表現しました。
- ワールドバザール…ヴィクトリア時代の優美な建物が軒を連ねるストリート。ウォルト・ディズニーが生まれ育った20世紀初頭の古き良き時代のアメリカを再現。アンティークなゲームと懐かしいショップやレストランが立ち並ぶ。
- アドベンチャーランド…南国の鳥たちの歌声が心をなごませる平和な世界。でも…ジャングルの中で猛獣たちが暮らし、暗闇の水路にはカリブの海賊。油断は禁物エリア!冒険とロマンの世界へGO!
- ウェスタンランド…19世紀開拓時代の西部。アメリカ河のバックに赤い岩山。そして汽笛の音が響き、鉱山列車の轟音が駆け抜ける。開拓者たちの夢とロマンを探しにいざ!
- クリッターカントリー…ちっちゃな動物たちが沢山住んでいるアメリカ河の周辺。昔は密造酒を作っていたのだとか…。そして醸造に失敗…。そこから出来た丸太のボートの急流下!絶景を見れるチャンス!
- ファンタジーランド…夢がかなうおとぎの国。童話の世界。999人の幽霊たちとのパーティー100人目になれるチャンス到来!?
- トゥーンタウン…ディズニーランドの住人たちが住む町。ミッキーやミニーの仲間たちのお家へ遊びに行くチャンス!
- トゥモローランド…モンスターと一緒にかくれんぼ?宇宙へ旅をしに行く? ここなら行ける知らない未来。
どうでしょう。時計回りをすると確かに人間の進化を感じますよね。私はそれぞれのメインキャラクターに合わせて景色や街の風景が変わっているのだと思っていました。その中で歩く人々が違和感を感じぬように変化をしていると。ところが違和感は過去から未来だったのですね。お見事です!
夢と魔法だけじゃない
更に更に斜め上をいく風間俊介的ディズニーに対するリスペクトぶり。
東京ディズニーランドは夢と魔法だけじゃない。
沢山の人たちが、沢山の人たちに楽しんでもらおうと思ったから東京ディズニーランドはできた。
魔法でポンと現れたわけではなく夢と魔法と情熱とイマジネーションで出来ている。
そして、改善を重ねているのではなく進化を続けている。
それは、ディズニーランドの生みの親であるウォルト・ディズニーは「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」と言ったその言葉の通り。
改めて言葉で聞くと感謝の念がわいてくる。関わった全ての人にありがとう。
そして、ディズニーをこよなく愛する人たちがいるからこそ。通い続ける人がいるからこそ。進化は続く。
みんなありがとう!と急に書きたくなる。これもきっとディズニーを語るにあたり魔法にかかっている。心からそう思う。
ロイヤルストリート
ワールドバザールを抜けてスグ左にあるロイヤルストリート。
ジャズが流れる街角のドリンクバー「ロイヤルストリートベランダ」があるその一角。
ロイヤルストリートにはニューオリンズの街並みが再現されている。
2階のバルコニーは観賞用であり、誰も入ることができないものさえも作りこむ余裕と風間俊介はいう。
確かに、すべての建物にそれぞれ街並みを楽しむことの景観ができている。まるで各家庭ごとにバルコニーの個性を表しているかのようである。
「ロイヤルストリートベランダ」では、ポップコーンとホットココア・キリン アップルティーソーダなどが楽しめる。
シンデレラ城の柱
話は進み、シンデレラ城へ。
柱のどアップ写真が映し出され、風間俊介はマツコに何かわかるかと質問をします。
するとマツコは「下から上に向かっていくにつれてレンガ1つの大きさが小さくなっている。」とズバリ回答!
ディズニーランドでは視覚の特質を利用し建築されている。パースなので用いる消失点。視界に存在するすべてのものは遠ざかれば遠ざかるほど水平線へと近づいて見える。これを利用し、高さ51mの日本のシンデレラ城は、より大きく感じるように構築されている。51mってことは地上17階くらいですね。東京ドームが52mって考えると、先が細くなっていることで高さの印象がかなり変わって見えます。
トラッシュカン
トラッシュカンとは、何かご存じだろうか。ゴミ箱のことです。
パーク内のトラッシュカンは様々なデザインがあり、各エリアに溶け込んだデザインになっている。
でも、ちゃんとスグにゴミ箱だとわかるデザイン。
東京ディズニーランドやシーで、ごみを捨てたいそう思った時にスグあったという経験はないだろうか。
これを私は毎回、運がいいと思っていた。だってスグに見つかるんだもん。
実はパーク内には約2,000個ものトラッシュカンが設置されているのだそうだ。
驚いたことにこれは約8m間隔…人間のごみを捨てたい衝動の限界は8mに基づいている。人間の行動心理上、面倒な行動を起こすのに、これ以上の間隔があいてしまうとポイ捨てが増えてしまうのだそう。
ちなみに風間俊介の好きなトラッシュカンデザイン第1位はエントランスを入ってスグにある「TokyoDisneyland」のロゴ入りトラッシュカンだそです。
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それぞれの裏物語
東京ディズニーランドのアトラクションの待ち時間に、それぞれの物語を知るための時間になっていたりします。
番組内で紹介されたのがスプラッシュマウンテンの一角にあるラケッティのラクーンサルーン。
その昔、お酒を密造していたアライグマのラケッティさん。彼の蒸留器が大爆発してダムが決壊し、水浸しになったことから、クリッターカントリーにそびえる山をスプラッシュマウンテン(しぶきの山)。
ラクーンサルーンは、ラケッティさんがお酒の密造から足を洗って始めた、ソフトドリンクと軽食のお店。
この他にも隠された裏物語があるそうです。是非、探してみてください。
魅力がありすぎる
「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」想像力は尽きることがなですね。これからもきっと「沢山の人たち沢山の人たちをホントに楽しませたい」その情熱とイマジネーションで夢と魔法は途絶えることがないでしょう。訪れるたびに新しい世界です。