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引越の準備と手続きと荷造り

年度末にあたり、拠点が変わり新しい生活をする方。初めての引越しは、わからないことだらけ…。何から手をつければいいやら…。 引越業者や手続きそして荷造りなどなど。割と多く引越しを繰り返してきたからこそわかる引越しのあれこれについてまとめてみました。

引越に必要なこと

引越することは決まっているけど何から決めればいいやら。

どこから手をつけていいやら…と途方に暮れているうちに、いい条件の引越しはどんどんなくなっていきます。

なぜならここ数年で引越難民という言葉が定着し、早め早めの動きが始まっているからです。

慎重派の方は年末には調査をしていたり申込みしようと試みたりしているわけです。

でもね、年末に春の引越しを計画しようとしても、ほぼ予約できません。

何故なら予約を出来るのは一ヶ月~二か月前となります。

なので今がお申し込みシーズンとなります。

今のうちにしっかりと予約をし希望の日にお引越しをしましょう。

1.引越し先は決まりましたか。引越し業者に申し込みをするには、引越先の住所が必須です。なぜならば引越しは荷物の量と距離で決まるからです。

2.引越業者探し! 見積もりを依頼しましょう。

3.退去場所と新居先の手続き

まず引越しが決まったら現在の住居が賃貸であれば解約の準備をします。

ほとんどの賃貸が一か月前の申告となりますが二か月前の場合もあります。事前にご確認を。

そして新居探しです。生活拠点範囲を確認し選びます。

新居が決まったら引越業者に見積もりを依頼します。

家族揃っての引越しの場合には、トラック一台貸切のチャーター便になります。

この場合は訪問見積もりが必要になります。引越業者へ連絡し見積予約をしましょう。

もし単身引越であれば電話での見積もりをしてくれる会社もあります。

必要な情報を揃えて電話しましょう

1.現住所と新住所

2.荷物量

3.現在の部屋の間取り

この3つの情報で概算見積もりをしてくれます。或いはWEB見積もできます。

WEB見積もりはそのまま予約まで行うことができるので、営業時間に連絡ができない人でも安心です。

単身引越は各社、簡単便利を目指していますが、これはあくまでも「特殊な荷物」がないことと「荷物の少ない人」に向けたサービスです。

いくら単身住まいでも4LDKに住んでいたら、それは単身引越には当てはまらないです。

あくまでも荷物少なめですから、ワンルームなどです。

あとは特殊な荷物。

例えば楽器ですね。

ピアノとかドラムとか。

スピーカーにアンプ。

デリケートな商品は扱えない会社が多いです。

理由は混載便であったりトラックに設備がなかったりなどの理由からです。

その他に人形ケースとかフィギアなども予め運べるか買う忍しましょう。

引越しに精通している専門会社は、なるべく一軒にかかおとんどる時間とコストを削減できるように「道具」と「ノウハウ」があります。

更には専門だからこその「気遣い」が+αとして、もれなく付いてきます。

餅屋は餅屋なのです。

その専門業者の中でもそれぞれに得意分野が違うようです。

家族揃ってのお引越しで、県外へのお引越しであればトラックチャーターでのお引越しとなります。

その場合、片道だけの輸送となり帰りは荷台がカラになります。

カラでもトラックは出発した場所へ帰らなくてはいけません。まさか乗り捨てや使い捨てはできませんから( ´▽`)

その為、トラックの帰り道方面へのお引越しの方がいると・・・そうなんです!お得に引っ越しができちゃうんです。

なので大手であれば、それだけ依頼件数も多く安くなる可能性が高くなります。

そして一番の決めては段取りの良さではないでしょうか。

じゃあ、単身引越しだとしたらどうなんでしょう…(n‘∀‘)η? 

ご自身の荷物量を知ることが大切です。

費用は関係なく、全て専門の方にお任せしたい!という方であれば通常の家族揃ってのお引越しと同じようにトラック一台チャーターが良いと思います。

荷造りも全て行ってもらえますから。 

その方法をご希望であれば、見積もりをお願いしましょう。

業者によっては部屋の間取りと人数と大きな家財や楽器などを申告すれば電話で見積もりしてくれる会社もあります。

 

マトホームコンビニエンスのHP

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日本通運のHP

 

引越難民はなぜ生まれたのか

ヤマトホームコンビニエンスの単身引越サービスは2018年に一部の法人契約のある会社へ単身引越にて不適切な請求が発覚。

国土交通省へ報告書を提出しサービス停止。そして改善指示があり、以後は家族引越も休止。

らくらく家財宅急便のみのサービス提供となっていました。

2019年はヤマト抜きでの引越シーズン。早々に引越難民の話題が広がり、情報番組でも特集を組まれる事態に。

理由はヤマトだけではないと思いますが。そもそもヤマトで引越は利用ランキングで3位の年があればいい方であり、やはり餅屋は餅屋ですよね。

引越し専門業者の方がダントツで選ばれるわけです。ならどうして引越難民が急増したのでしょうか。

引越し業界は一定の時期に作業が急増します。日本では節目にお引越しが多くなっています。特に年度の初め。春に集中します。卒業して入学・入社・転勤。

そこが引越し業界の繁忙期。仕事量が激増し臨時社員を雇っても追いつかず。残業続出の引越業界。

そこへ投げられた「働き方改革」

大手引越業者は、既に2017年には受注件数を絞ってしまっていたようです。

一方、ヤマトホームコンビニエンスは…同じヤマトホールディングスの傘下であるヤマト運輸の社員からも手を借りても残業の日々に追われたという説も有り。

そんな中での不祥事。一生懸命頑張っていた社員には気の毒極まりなきお話ですね。

上の支持により割り振られた仕事量。退去予定日だから退去必須のお客さん。引越し先でお布団ないと寝るのに風邪ひいちゃうと泣くお客さん。

いろんな事情が有ってのお引越。引越し慣れしてる転勤族と呼ばれる一部の会社員とそのご家族はその度に、知恵が増えていくものですが、そうそう繰り返すものでないことがほとんどなので不慣れなお客さんが多いでしょうし。

とにかくお引越しは一大イベントですね。

そんなこんなで、大手引越し業者は契約数を絞り、ヤマトは休止となり、2019年の春は引越難民が急増したものと予想されます。

 

 

ヤマトの単身引越リニューアル?

さて、2019年秋から単身引越サービスが再開されました。

再開? 同じサービスの再開なのかと思いきや違うらしいです…新しいサービスとして開始したそうです。

単身引越

ホームページには、専用ボックスの写真があります。この専用ボックスに荷物を積み込んで配送。この方式は以前と変わらないようです。この専用ボックスを何台使うかと出発地と着地の都道府県の距離で配送料の請求となっています。

では何が変わったのか…

以前は単身引越のページに家財宅急便のことはなかったはず…ですが今回は掲載されてます。

新単身引越は専用ボックスは1台もしくは2台の選択。以前はMAX4台でしたが2台迄しか選べません。それ以上の荷物と大きくてボックスに入らない荷物は家財宅急便の扱いになります。ということは、追加料金ですね。

どういうことかというと、専用ボックスというのはヤマトのセンターとかで見かける鉄製の縦格子で囲まれている台車です。その大きさは横幅と奥行が104cm高さが170cm。例えば引越荷物によくあるパターンだと洗濯機と冷蔵庫!洗濯機が横幅48cm奥行50cmとします。冷蔵庫の横幅50cm奥行55cmであればギリ横に並んで積み込めます。がしかし!ドラム式洗濯機だと横幅が60cm奥行65cmザラですね。すると洗濯機と冷蔵庫を横並びに積めなくなります。でもこの二つを縦に重ねることはできません。そうです。溢れちゃうんです。1台だと。

2台予約する予定ならOKですが、1台しか予約しない予定だと…。家財宅急便の出番がやってきます。

らくらく家財他急便は専用ボックスに入らない荷物を1つに対して配送料が発生します。配送料の算出方法は、横幅・奥行・高さの3辺合計と運ぶ距離でランク付けとなっています。

配送費用はホームページで料金検索できるようになっています。

らくらく家財宅急便

 

申し込みと支払い方法

新単身引越サービスはWEBからのみの申込方法となっています。今までのようにコールセンターで予約受付を行っていません。

コンセプトが手軽な引越だからですね。自分の好きな時間・思い立った時間に予約ができる。コールセンター予約だと受付時間内にしか予約できないから忙しい現代人に向けといえそうです。

その一方、WEB申し込みなので、パソコンやスマホを持っていない人には利用ができない。でも申し込みが本人ではなくても大丈夫。ご家族や親戚の方でも代わりに申し込みができます。その場合。不備が有ると電話連絡がありますので、電話連絡先の人がわかるようにしておく必要があります。

ここで1点の注意事項がります。WEB申込ですから見積書を作成してもらえません。自身で概算見積もりを算出する必要があります。運ぶ荷物を決めて大きさを測ってメモをしてパソコンに向かいましょう。申し込みが完了すると自動返信メールが届きます。そこには概算の金額が表示されています。

集荷の当日に作業員さんが専用ボックスに荷物を積み込みます。全て積み込みをし終え。尚且つ、らくらく家財宅急便の荷物の大きさの確認をして請求金額の決定となります。

分解や組み立てとか取り外しや取り付けのオプションがあると別料金となりますので自分でやっておける作業は予め済ませておく必要があります。別料金でも作業員さんにお任せしたい場合は必ず、申し込みの時に忘れずにチェックしてください。

さて支払いは集荷の時になります。支払い方法は現金でもクレカでも対応してくれますが一部のカード会社で使用できないものがあります。 JCB・VISA・Master・ダイナース・アメリカンエキスプレスのマークの入っているクレジットカードは全て利用可能ですが、電子マネー決済は対応 していないそうです。ちなみにクロネコメンバーズカードの使用も不可です。

日通はpaypayなど電子マネーが利用できますがヤマトホームコンビニエンスは利用できません。

 

 

梱包

さて梱包はどうすればよいのだろう…・専用ボックスに入れる小物は自身で梱包する必要があります。ダンボールも以前は販売してましたが、現状に新単身引越は販売をしていません。ですので箱も自身で用意します。どうしても用意できない場合はヤマト運輸で購入という手もあります。

でも専用ボックスから溢れた大型の家具家電はらくらく家財宅急便にサービスが変わるため作業員さんが梱包してくれます。

 

対応エリア

今回の新単身引越の中で最も注意したいところが対応エリアです。 ホームページの真ん中あたりに進んでもらうと日本地図 が色分けされています。

単身引越対応エリア

同色エリア内での引越に対応なのです。東京から大阪はエリア外となります。そのエリアの中でも決まった市町村のみになります。まだサービスを開始したばかりのため、これから徐々にエリアを拡大していく予定のようです。 現在はヤマトホームコンビニエンスの支店がある市町村からのサービス開始としているようです。

まとめ

ということでヤマトの新単身引越は

・専用ボックス利用は2台迄

・入らない分は家財宅急便と併用する

・WEB申し込みとなり見積もりは行っていない。

・対象エリアが限られている

 

ここまで読んで…じゃあ!今回はエリア外だからヤマトの単身引越を利用できないの?と思った方。いらっしゃいますよね。

たしかに単身引越は利用できないです。でも…らくらく家財宅急便はほとんどのエリアを網羅しているサービスです。横幅が1mを超えているとか高さが180cmを超えている巨大な品物は日数がかかってしまったりとか離島は運べないこともありますが。

大きな荷物は家財宅急便を使い、小物はダンボールにまとめてヤマト運輸を利用する方法もあります。ヤマト運輸はダンボールを複数同じ場所から同じ場所へ送る場合には複数割引きというものがコッソリ存在します。伝票が普段のピンクではないので詳しくは宅急便のセンターへ「複数口伝票希望」と問い合わせてみてください。

今は繁忙期直前であり通常ルールで運営されてますが、いつ繁忙期ルールに変更されるかわかりません。ヤマトは昨年は単身引越を休止していましたが一昨年までの運営を思い返すと、トラックがいっぱいの状態が多々ありました。特に首都圏。去年、単身引越がないかわりに家財宅急便の利用者が爆発し対応時間が変更になりました。受付日も最短翌日ではなくなりました。

こういった経緯からも早めの予約が肝心ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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sorara

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